研究室への参加を希望される方へ

  聴覚障害は、聞こえだけでなく、ことばの発達、発語や発音、コミュニケーション、学習、心理・社会など多く側面に影響します。つまり、聞こえについて研究するということは、聴覚・言語・心理などのあらゆる面を研究することにつながります。また、LiD/APDについては聴覚領域だけでなく、発達障害や高次脳機能も関与することから、複合的な研究領域ともいえます。このため、聴覚・言語だけでなく、心理、発達、脳機能、あらゆる知識・技術を持って研究と臨床を行なっていくことが必要といえます。

 しかしながら、聴覚障害分野、LiD/APD、聴覚過敏など、聞こえに関わる研究をしている方は、他分野に比べて非常に少ないのが現状です。この分野の発展、維持のためには最先端の知識と技術を持ってこの分野を牽引できる人材の育成が急務であると考えています。


 小渕研究室では、研究室の仲間として研究をしたい、きこえにくい方への支援がしたい、様々な共同研究に参加してみたい、ディスカッションをしたい、研究生や研究員をしたい、研究者になりたい、など、さまざまな方の受け入れを行っております。

  卒業研究、修士論文、博士論文、博士取得後の研究継続など、いずれの支援も行っています。(修士以降の学生については、国内外での学会発表、国内外の雑誌への投稿などを積極的にサポートします。)


 研究を行っていくうえで、研究テーマはとても重要になります。ご自身の考えている内容は、これまでどの位の研究がおこなわれているのか、オリジナリティはあるのか、国際的な研究の意義があるのか、などを共に考え、それぞれの方に合うテーマを一緒に考え、その後の研究をサポートできたらと思っています。

  希望者は国籍、性別、経験、資格、ご家庭の事情(子育て中もOK!)などは問いません。

  話を聞いてみたい、体験してみたい、という方は「問い合わせ」ボタンよりメールでご連絡下さい。 



<研究内容>
1.子どもから大人までの聴覚障害における、きこえ、ことばの発達・理解、コミュニケーション、心理・社会的問題に関する検討
2.聞こえているのに聞き取れないListening Difficulties(LiD, 聞き取り困難)/Auditory Processing Disorder(APD, 聴覚情報処理障害)の病態解明、評価法、支援機器・支援法の開発
3.発達障害による聞こえの問題、聴覚過敏に関する症状解明



<研究手法: 実験・調査などさまざま>
1.聴覚課題、言語・コミュニケーション課題
2.質問紙実施、インタビューなどの質的分析
3. 生理心理学的手法 (脳波、心拍など)